タマシイの時間

　タマシイって、見えないから、中には「そんなもん、ない。」って言い張る人もいるんだろうな。見えないもの、証明できないものを否定する人は、いつの世でもどこにでも必ずいるよね。

　「この目で見たものしか、信じない。」って言う人、自分の内臓とか、脳みそとか見たことないじゃない。こういう人って、自分自身も信じないんだろうかね。こんなふうに言うと、「過去のたくさんの実例で科学的に証明できている。」とかナントカ言うんだろうけどね。まぁ、いいんだけど、何を信じるかは自由だから。

　タマシイは見えないけど、タマシイを示すことばって、世界中にあるんじゃないかな。目に見えないものと言えば「エネルギー」も直接見ることはできないよね。タマシイもこうしたエネルギーに近いものじゃないかなって思う。

　カラダは、運動したり、栄養を摂ったりして成長したり、維持したりするんだけど、タマシイもエネルギーを得て成長するんじゃないかな。最近、そんな気がしてきた。

　そのエネルギーってさ、自分で、これくらいって決めて自分の中に、タマシイの中に取り込むような気がする。食事と一緒だよね。これくらいって決めて食べるよね。目に見えないから、どれくらいなのかも見えないんだけど。

　きっとさ、きれいな宝石とか、エネルギーが高いんじゃないかな。日本で言えばさ、そうした宝石を持っている女性のほうがだいたい何歳になっても若々しいじゃん。平均的にだよ。少なくともあまり趣味を持たない定年過ぎた男性からはエネルギーを感じられないよね。美しいと感じる、その感性そのものがエネルギーなんだと思うよ。