テレビがかかっていると、本を読もうとしても、何か思い出そうとしても、ぜんぶ頭の中でかき回される感じがする。
テレビのコンテンツは、「間」が作れないらしく、ずっと騒音をまき散らしている。ずっとしゃべっているし、ずっと音が鳴っている。宣伝カーか選挙カーみたいだ。
という文章を家人が出かけた朝、書いている。
時間を決めようよ。もうちょっと音量下げない。いろんなお願いをしてみたけれど、家人にとってテレビは生活のリズムの一部らしいから、もう何十年も変わることがなかった。
テレビの前から家人がいなくなったスキにこっそり音量を下げたり、3分以上帰ってこないと電源を切ってしまう。・・・すぐに元通りになるのだけれど。
多い時では、家の中に5台くらいテレビがあった。一人一台の計算だ。6人が最高だから、きっちりぼく以外の家族がテレビを持っている。今も、3台あって、最近は少なくなったが、同時に3台が鳴っていることもある。
なんて静かな朝
1台もテレビが鳴っていないと、ここはやっぱり田舎。こんなに静かな時間。もともと騒音に囲まれていた都会だと、逆にテレビが鳴ってるほうが安心だったような気がする。
って、思っていたら、1台のテレビの電源が入った。静かな朝は、短い時間でした。
コメントをお書きください